沖縄県・一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(会長:平良 朝敬、以下OCVB)が沖縄ロケ制作支援事業で支援する映画「ココロ、オドル」がドイツハンブルグで行われた「ハンブルグ日本映画祭2019」で最高賞となる審査員賞を受賞しました。
「ハンブルグ日本映画祭2019」はドイツ・ヨーロッパ初公開や世界初公開となる日本の作品を招待し、70を超える作品を上映する映画祭で、本作品は平成28年に制作支援をしたもので、撮影は全て沖縄・慶良間諸島で行われ、沖縄の自然が強調された作品となっています。
沖縄ロケ制作支援事業は、県外、海外から沖縄ロケを誘致し、映像を通じて世界に発信することで本県のイメージアップ並びに認知度向上を図る目的で実施されました。
受賞した監督の岸本司氏は「舞台となった慶良間諸島の映像に魅了されていたのが印象的です。映画を通して沖縄が世界に伝わっていくのを実感し、大変嬉しく、そしてこの島を誇らしく思いました。」とコメントしました。
本作品は現在、沖縄市コザの「シアタードーナツ・オキナワ」にて上映中であり、6月22日から、東京新宿「K’s cinema」で上映予定となっております。
■作品情報
題名:「ココロ、オドル」 OKINWAN BLUE
公開:2019年(96分)
監督:岸本 司 主演:尚玄
制作:株式会社ファンファーレ・ジャパン
■ストーリー
英語の通じない島の民宿に宿泊することになった外国人夫婦。逃亡中にもかかわらず息子のために島に帰ってきた男。妻が浮気相手と共に島から出て行き、残されてしまった義理の父と娘。不器用ながらも愛を求める3組の家族。そのココロは、美しい慶良間諸島の自然と島の人々のチムググル(愛情)によってほぐされ、やがてオドリだしていく。
■上映場所
・シアタードーナッツ・オキナワ
沖縄市中央1-3-17-2F(胡屋バス停前2F)
URL:https://movie.jorudan.co.jp/theater/1002017/
・K’s cinema(6月22日~)
東京都新宿区新宿3丁目35-13 3F
URL: http://www.ks-cinema.com/
■ハンブルグ日本映画祭2019
・開催期間:5月22~5月26日
・開催場所:ドイツハンブルグ
・上映作品:ショートフィルム、長編映画等約70作品
※上映前に、会場内に観光ブースを設け観光PRを実施しました。