沖縄フィルムオフィスでは、令和３年度フィルムツーリズム推進事業における受入整備強化の一環として、ロケ受入を円滑に行うためのガイドラインを作成いたしました。

過去に行った市町村や観光協会との連絡会の中で、ロケ撮影において一部無許可での撮影や私有地等への無断侵入を見かけたという声があったことから、昨年度、ロケ撮影により受けた影響とその実態を把握することを目的として、県内においてロケ撮影が多く行われる地域の住民及び市町村・観光協会を対象に調査を行いました。

その結果から、撮影により生じるトラブルについては、撮影側のマナーが良くないことや、撮影する側と受け入れる側のコミュニケーションが不足している事が原因であることがわかりました。

そのため、ガイドラインでは章ごとに撮影者向けのガイドラインと受入側のガイドラインに分け、撮影が行われることによりどのようなトラブルが発生する可能性があるのか、撮影の段階毎に講ずるべき対応策についても具体的例を交えて紹介しています。